インターネットから収入を得る場合、ひとつは自分の商品やサービスを、ホームページなどのメディアで告知し購入してもらう場合と、自分の商品などが無く他の人の商品やサービスの販売代理をする場合の、二通りがあります。
今回は、自分の商品やサービスが無い人の場合を詳しく書いてみます。
ただし、販売代理(アフィリエイト)に関してはご存知と想定して書きます。
まず、インターネットを何でも載っている巨大な辞書と想定して、自分のホームページも辞書の一部分を担うと考えると、自分の作るホームページの役割がおぼろげながら見えて来ます。
まだ見ぬ誰かのためにあなたの持つ何かのノウハウを書き綴り、その記事でひとりでも疑問が解けたり、安心したり、前に一歩進めるようになれば良いのです。
この「考え方」が理解できたら、次は「量」です。
ひとつのノウハウや事例に対してあなたの考え方はひとつですが、それを着眼点を変えたり、結果から書くなど、色んな書き出しで多くの記事に加工します。
あなたの持つノウハウの肝は明確で一言で言えるものだとしても、色んな角度から書いてください。
ひとつ一つの記事があなたのホームページ(ブログ)への入り口になりますから。
次はアクセス解析を導入して「質」を上げて行きます。
大きなホームページ(ブログ)に育って来たら、以下の3項目をチェックします。
「アクセス解析」は、ホームページへ訪問した人の動きに関してのデータの事ですが、中でも重要なのが「リピート率・滞留時間・コンバージョン率」の3項目。
なのでマスターし、改善方法を覚えておきましょう。
作った以上、作り続けていく以上、正しく育てないと意味がありませんからね。
●リピート率:一定期間内に同一顧客が何度ホームページを訪問したか。
リピート率を上げるにはアクセス解析のデータから、再訪率と閲覧傾向を把握し、何度も見られているコンテンツ(ページ)を分析します。
また、訪問者の傾向とホームページの構成が合っているかを検証し、今後のコンテンツの方向性を決定するのに利用します。
●滞留時間:どのくらいの時間ホームページ(ブログ)に留まっていたか。
滞留時間を増やすには、ホームページ内のコンテンツの階層を明確にする必要があります。
アクセスして来た最初の1ページだけを見て帰られてしまったり、トップページだけで帰られたりする場合は、メニューバーに問題を抱えている場合が考えられます。
メニューの位置や階層構造をチェックし、サイト内のコンテンツを分かりやすく配置してみてください。
●コンバージョン率:サイト訪問者数に対して実際に何人と取引できたか。
コンバージョン率は一般的には3〜5%といわれています。
掲載している商品やサービスの価格帯にもよりますので、あくまでも一般的にと言うデータです。
今回は自分の商品やサービスを持たない場合なので、販売代理の広告という事になります。
そして、どんなに多くの訪問者があっても、掲載しているサービスや商品の広告リンクから成約に結びつかないのであれば、表現に欠陥があるということですから、サービスや商品の良さを伝えて行くための伝達力を磨きましょう。
まずは、サービスや商品を使ったり体験した後をイメージさせるための、文章力をつけましょう。
ホームページ(ブログ)はいくらでも加筆修正が出来ます。
あなたのホームページを巨大な辞書の一部とイメージして、育てて行く感覚を持てば、そこに関連した広告を掲載して無理無く収益を上げられますよ。
いかがでしょうか。
ホームページ(ブログ)を作ってアフィリエイト広告を掲載し収益を上げるのは、あなたが収入を得るために行なう事ですが、間違って欲しくないのは「誰のためのホームページ(ブログ)か」と言うことです。
あなたが作るあなたのホームページですが、あなたが見て楽しむためのものであってはなりません。
見知らぬ誰かを助けるためのホームページであるべきです。
アフィリエイト広告への誘導は二の次にしましょうね。
見知らぬ人達があなたのホームページ(ブログ)で救われたら、たくさんの人に知らせてくれたりして多くの人が訪問するようになります。
そうなって初めて、アフィリエイト広告へ興味を持ちクリックする人が少なからず現れますからね。
それまではコツコツとホームページを充実させてくださいね。
充実させられたら収益は加速度的に増えて行くはずです。
今回の「量」と「質」で攻める方法は「SEO対策」を必要としません。^^
ですから、あなたはコンテンツの充実だけを考えてください。
それでもちゃんと結果は出ますから。