オリジナル商品を販売している場合、パッケージ迄考えなくてはいけない訳ですが、通常はパッケージ業者や問屋の販売しているものから選ぶ事が多いと思います。

でも一方で、パッケージ迄も商品の一部と考え、オリジナル性を追求しているメーカーさんもあります。
今回はマカロンのパッケージの例を取り上げて、お話ししたいと思います。^^
まずはマカロンのパッケージをご覧ください。

可愛いですよね〜?
ボクは取り立ててマカロンが好きじゃありませんが、「買いたく」なりました。
自分で食べるというより、誰かに贈りたくなったんです。
このマカロンは「ピエール・エルメ・パリ」と言うお店のものです。
他にも良く見る四角い箱のパッケージもありますが、イラストが洒落ていたりして、やはりデザインされています。
人と商品の出会いにも、きっと何かしらの運命があります。
あなたの商品の素晴らしさは、手に取って、使ったり、食べたりしてこそしっかり伝わるはずです。
でも、出会いの時に、手に取ってもらえないとしたら悲しいですよね。
ですから、パッケージも商品の一部だと思ってデザインしてください。
「流通に載せやすい四角い箱」がベストではないのです。
流通コストが上がっても、「買いたくなるパッケージ」の方が売り上げが伸びる可能性を秘めています。
締めにピエール・エルメのホームページをご紹介します。
一見お菓子のお店のホームページには見えません。^^
でも、この「紙袋」を皮で作ったパッケージは最高でしょう!?
ウイットに富んでいるし、何より、贈られた人の笑顔が想像出来る。
この皮の袋に丸いパッケージのマカロンを入れると5万円を超えちゃいますが、愛しい人へ贈るなら有りだと思うんです。
ここまでパッケージにお金をかけろとは言いません。
でも、パッケージも商品の一部だと思ってデザインして欲しいんです。
きっと何かが変わるはずです。
今日も読んでくれてありがとう。